応援意志を決定付けた言葉。
Mステで好きになった紫耀くんのことをもっと知りたくなり、色々検索して担当の方のブログを読み漁っていました。
そこで、「Myojo」とは別に「Myojo LIVE」なる雑誌が存在することを初めて知りました。
いつの間に出来ていたのだろう。
丁度その時の最新号では閉幕したばかりのジャニワの特集が組まれていました。
ダンスはもちろん、フライングにバトンにsaxに演歌…ジャニワでは紫耀くんの見せ場が多数あったこと。
バトンにとても苦労して手がボロボロになっていたこと。
それでも、「お客さんにいいものを見せたい」と思いながら必死に稽古していたこと。
どのエピソードもグッとくるものばかりでした。
ジャニヲタ辞めてたから当たり前だけど、「何でジャニワ申し込まなかったんだろう」と後悔が押し寄せてきました。見てみたかったなぁ。
舞台裏の写真では色んなJr.と仲が良さそうで、1人だけ特別扱いされても周囲と対等かつ友好的な関係を築けるしっかりした人望の厚い子なんだなぁと感じて、彼の人間性にも興味が湧いてきました。
そして、あるオフショットとそこに添えられた文章に、私は胸がきゅーっと締め付けられました。
〈引用〉
急に大きく息を吸った平野。
平野「ため息をつきそうになったから、あわてて吸い込んだ!幸せ逃げちゃうもん。」
なんて素直で、真っ直ぐで、前向きな子なんだろう。
18歳の男の子が、こんな言葉を発することに驚きもしました。
誰から聞いたのかは分からないけれどこの教えを守って、ため息をついてしまいそうなほどの苦行・試練を乗り越えているのだと思うと、目頭が熱くなりました。
当時仕事で息が詰まりそうになりネガティブな気持ちが充満していた自分にとって、この言葉は雷鳴の如く全身に重く響きました。
周りからの期待や嫉妬…様々な重圧を背負い、努力を重ねて沢山の技を磨き、成長し続けながらジャニーズJr.のトップに立っている男の子がいる。
1度はジャニーズから離れてしまったけれど。
まだ知らないことばかりで、担当と呼ぶのはおこがましいけれど。
平野紫耀くんを応援したい、そう思わずにはいられませんでした。
ブログタイトルは、この時の言葉が由来です。
ため息をつきそうになったら幸せが逃げないように吸い込むこと、私も意識するようになりました。
大きく吸い込むと何だか可笑しくなって、ため息つこうとしていた理由も忘れちゃうくらいで。
紫耀くんありがとうって気持ちになります。
紫耀くんの発言や挙動は「?」となるものもあって、正直全てを肯定できている訳ではありません。
でも、ライターさんという他者からの証言とも言えるこの言葉は、これからも支持するし信じています。
ここから、全てが再びはじまりました。
そんなジャニヲタ出戻り後の復帰現場は、思いのほかすぐにやって来ました。
突然、平野紫耀くんに落ちた日。
2016年1月、私は画期的なアイテムを購入しました。
それがこちら。
レコーダー機能付きのHDD(ストレージ)です。
元々Blu-rayレコーダーは持っていましたが、この製品の機能に強く惹かれました。
専用のアプリを導入したスマートデバイスに専用のアプリを導入しnasneの情報を登録すると、nasneで録画された番組やリアルタイムで放送されている番組を視聴出来るのです。
要は、スマートフォンで簡単にTVが見られるようになります。
PS4経由でnasneに接続すると、自宅のTVからも視聴可能です。
当時旦那がPS4を購入したばかりで、nasneの存在を教えてくれました。
旦那と録画する時間帯が何度か被っていたこと、旦那がゲームをやると私がTVを見られなくなってしまうことから、お勧めしてくれたのでした。
スマートフォンで再生しイヤフォンをすれば旦那の邪魔をすることなく1人で集中して視聴できる…この喜びはとてつもなく大きなものでした。
また、スマートフォン内に転送する機能もあるため、自宅でWi-Fi通信で転送すれば通信費を気にせずに外出先で視聴できるため、通勤時に効率的に録画の消化が可能となりました。
電車が遅延した時などには時間潰しにもなり得ます。
nasneを購入してから初めてのMステ放送は、2016年1月29日でした。
この回のジャニーズゲストは「勝利&健人 with ジャニーズJr.」。
曲目が発表された際、「HiHi Jet」が含まれていたことがTwitterで話題になっていた記憶があります。
ハイハイ結成はネットニュースで見て知っていたので、今推されてるのはこの子達なんだなぁと言う認識はありました。
このJr.って表記は、みずきくんたちのことを指しているのかなぁと推測してました。
この日は夜遅くに帰宅してリビングで寝っ転がり、Mステがnasuneで録画できていたことを確認してスマートフォンから再生しました。
登場から80名のJr.がワラワラ出てきて圧倒されつつも「そっか年末年始恒例のジャニワが終わったのかー」と理解。
トークではしょりけんに加えてKINGとハイハイが横並びにいて、「この7人が今押されてるんだ」と思いながら流し見。
ハイハイを「緑の妖精」と称するのが何ともお健人様らしかったです。
それと、紫耀くんの
「九州沖縄北海道などに行って、皆さんにお見せしたいですねジャニーズワールドを。」
という言葉が印象的で。
自分で考えていたのか言わされた台詞なのか分かりませんが、Jr.の子がこの発言をすることに違和感があったんです。
座長が言うべきことなんじゃないの?と。
色々なことを知った、ジャニフワを経た今では納得できますが、なんか引っ掛かるものがありました。
そして曲披露。
チャチャチャで「勝利くん良い表情するようになったなぁ大人になったなぁ」なんて思ってるうちに、「HiHi Jet」がバラードversionからスタート。
ここから胸がざわざわし始めました。
・え。何この名曲。凄まじい。
・橋本くんとみずきくんの成長ぶりパない!
・橋本くん男になってる!
・スノプリの頃のキャワな面影は何処へ!?
・それにしてもスタジオとローラー相性悪くてかわいそう…
・KINGの子たちバトンなんて出来るんだ
・ジャニワでやってるのかなー芸達者な子たちだな
・しょりけん早着替え、ザ・ジャニーズ☆
・Aメロも良メロだしまじでこの曲良過ぎる。ヤバい。
・やっぱジャニソンって尊い…
脳内興奮状態のまま、問題のBメロへ突入しました。
紫耀くんのソロを中心としたKINGパートです。
♪realityさえmystery (mystery)
・え、平野くんてこんなに歌うまいの?
・ハスキーボイスだし渋いし見た目とのギャップ激しい
・でもめちゃくちゃ良い声。好きかも。
♪簡単な
ズキュン
この一瞬、「簡単な」の「な」の右目をウインク寸前のような瞳と物憂げな表情にハート撃ち抜かれました。
そしてサビ前の
♪Let's make it shine!!!
はい、かわいい。
さっきまで格好良さ全開だったのに、こんな笑い方されたらダメだって。ギャップ萌えするって。
その後は紫耀くんの存在と奇想天外な歌詞に目を奪われ、すとすのの巧みな技術とワラワラJr.の華やかさに圧倒され、楽曲の素晴らしさに感動し、気付いたら何度も何度もリピってました。
大袈裟じゃなく、10回以上は「HiHi Jet」を連続して見返してたと思います。
それもこれもnasneのお陰です。
リビングのTVではそんなことする勇気がありません。nasune様々。
見れば見るほど平野紫耀くんが魅力的で。
歌はもちろんダンスも上手で隙がない。
短い出番の中でも物凄いポテンシャルの持ち主だと言うことが分かりました。
そして紫耀くんのことを調べ、この日が19歳の誕生日だったと知りました。
そういう巡り合わせだったのかしらとか勝手に運命感じちゃいますよね。ヲタクちょれー!
それから2日前に予約録画していた少クラのセレクションスペシャルを見たら、KINGの「愛ingーアイシテルー」が流れまして。
元担Gの曲。大好きだった楽曲。たまらない。
ゆるふわパーマな紫耀くんのハニカミがこれまた可愛くって…。
1ヶ月遅れで放送してくれるセレクションに感謝しました。
このように、Mステ露出と神曲「HiHi Jet」がきっかけで雷の如く突然落ちたのです。
でもまだ、これから「応援」していこうという気持ちまでには至っておらず。
ただ、好きかもーと思うだけに留まっていました。
決定的になったのは、もうひとつのトリガーです。
好きになる前の印象。
紫耀くんを知ったのは、いつのことだったか。
恐らく2014年のドラマSHARKで主演を務めるというニュースが初めて名前を見た時だったと思います。
「めちゃくちゃ押されてる関ジュの子」だと認識した程度で、ドラマも見ていませんでした。
少クラすらまともに見なくなった私が紫耀くんの姿を認識したのは、セクゾが出演した2014年9月のMステでした。
ジャニーズから距離を置いていたものの、主要な音楽番組は毎週欠かさず見ていました。
毎週ジャニーズのグループが出演しているMステも、そのひとつです。
セクゾの間奏中に新ユニットDREAM BOYSとして、現Mr.KINGの3人が紹介されたのです。
Jr.のユニット名をこんな形で発表することにびっくりしましたが、テロップでのフルネーム表示には大変衝撃を受けました。
未だかつてこんな押され方をしていたJr.がいただろうか…。
気になってどういうメンバー構成なのか調べました。
その時にSHARKの主演の子ともう1人、関ジュが2名含まれていることにとても驚いたことを覚えています。
「とてつもなくゴリ押しされてる3人なんだなぁ」
ただ単純に、そう感じました。
元担くんもゴリ押しで批判を買っていたことがあったので、勝手に彼らの将来を案じてました。
これからとても苦労するのだろうと。
翌年の(2次元じゃない方の)キンプリ結成も相当話題になっていたのでネットニュースで知りましたし、Mステ初登場も見ました。
王道のジャニソンで良い曲だなーと思った記憶はありますが、メンバーに対して特に惹かれるものはなく。
ジャニヲタ離脱してから1年以上経つと「この中だったら誰を推すか」「未来の自担になり得る子がいるか」等といったヲタク特有の視点もすっかり失念していたため、今思うと6人をまともに見ていなかったのだと思います。
このように紫耀くんを目にする機会はあったのですが、好きになるどころか興味すら持っていませんでした。
そうしてジャニヲタ感度がゼロに等しい状態で迎えた2016年、想像もしなかった未来が待っていたのです。
私が1度ジャニーズから離れた理由。
紫耀くんを好きになった経緯をお話する前に、何故1度ジャニヲタを辞めてしまったのか、その理由と背景をまずは書き留めておきます。
最初の記事にも軽く書きましたが、私は10代の終わりに現在はデビュー組で当時Jr.だった某くんに落ち、その後の人生ジャニーズが欠かせないものとなりました。
しかし、3半年前頃を境にジャニヲタとは呼べない状態になりました。
それにはいくつかの要因がありました。
①仕事
社会人1年目から多忙な毎日を送る、いわゆる社畜と化しました。
バイト代よりも遥かに高いお給料を手にする一方で、平日の余暇の時間がほとんどなくメディアのチェックが疎かになったり、有給が使えず休日出勤もあるため参戦スケジュールが立てにくくなってしまいました。
それでも、土日祝日を中心に参戦し現場が途絶えると言うことはなかったです。
②BS視聴不可環境
若手ジャニーズメンバーを応援するにあたり、毎週BSプレミアム(昔はBS2)で放送される「ザ少年倶楽部」が視聴できないと言うのは危機的な状況です。
社会人になってから暮らし始めた場所では民放しか視聴が出来ませんでした。
担当くんは当時干され気味であり、デビュー組でありながら民放でお目にかかる機会は限られていました。
心優しい友人が毎月DVDに焼いてプレゼントしてくれてはいたのですが、貴重なTV露出にリアルタイムで立ち会えないことはモチベーション低下に繋がりました。
また、①に記載の通り多忙な中でDVDを再生すること自体も億劫になり、段々と見なくなり友人にも手間を掛けたくなくお断りして見なくなってしまいました。
③ジャニーズ以外の応援対象
女子ドル好きからヲタク人生が始まったという方は少なくないと思います。
私もその1人です。
社会人になってからはとある女の子に一目惚れし、ファンになりました。
女性ファンがほとんどおらずヲタ母数も少なかったこともあって、あまり良くない言い方をすると「オイシイ」思いをすることが多く、毎週のように現場に足繁く通うようになりました。
認知されてからは更に拍車が掛かりました。
器用な性分ではないため、比重は明らかに女の子に偏っていきました。
④現場の雰囲気
ファンの空気感やマナーは、個人的には参戦意欲に関わる極めて重要な要素です。
当時応援していたグループのファンは、いわゆるファンサ厨の若い女性が非常に多く存在しました。
コンサートの価値をステージのクオリティではなく、いかにお目当ての子に気付いてもらえるか、ファンサを多くもらえるかで判断しているように見受けられました。
私も名前うちわだけでなくファンサ用のうちわを持っていたので、気持ちが分からない訳ではありません。
厚底・盛り髪・規定外サイズうちわとボード・頭上にうちわを掲げる等、度が過ぎるファンが目に余り、横アリのセンター席に入ってもファンサを貰うのに必死なファンに集中を妨げられたり視界を遮られることにストレスを感じるようになりました。
せっかく良いステージを見せてくれたのにマナー違反のファンに対する不快な思いばかりが残り、参戦することに段々疲れてしまいました。
(今はとてもマナーが良くなったと友人から聞きました)
③で触れた女の子の現場はヲタさんのマナーが素晴らしく居心地が良かったために、より過敏に反応していたのかもしれません。
それからコンサートに行きたくなくなり、ファンクラブに入会している理由がほぼ皆無になったので継続をやめました。
(薄い会報だけのために4k払い続ける気になれなかったのです…)
⑤彼氏
ジャニヲタになってから数年間、恋は何度かしましたが彼氏がいませんでした。
社会人になってから職場の方とお付き合いが始まり、ジャニヲタであることはカミングアウトして一応理解は得られました。
時間の使い方が上手な方やタフな方であればヲタ活と彼氏との時間を両立してうまくやりくりできるのでしょうが、自分は女の子だけでなく別のアーティストも応援していたりと対象が複数いたのでヲタ活を全力で行うと彼と会う時間がありません。
彼は無趣味な人で休日は2人で過ごしたいというタイプでした。
極力土日どちらか1日をヲタ活に割り当てるように心掛けるも、帰りが遅くなったり連絡が途絶えたりすると仲が嫌悪になることもしばしばあり、一緒にいる方が楽でした。
そのうちヲタ活より彼と過ごす方が楽しいとも感じるようになり、現場の全体数も減っていきました。
(時を同じくして④の契機がありました。)
ある時2人で夢の国に行きミニー様に心鷲掴みにされ、一時期年パスまで買ってDヲタ気味になったのも一因です。(結局ヲタク気質であることに変わらない)
やがて彼は旦那となり、引っ越すタイミングでヲタグッズの大半を整理・処分しました。
某くんの手作りうちわとも別れを告げました。
(でもジャニショ写真と各種パンフは捨てられなかった…)
新居ではBSが視聴可能となったものの、リビングにしかないTVで見る気にはなかなかならず、録画しても溜まっていく一方に。
(某くんはもう少クラ卒業してましたが一応録画はしていました)
そもそも旦那はあまりTVを見るタイプではないため、自分自身も積極的につけることが少なくなり民放も最低限の番組しか見なくなりました。
気付けば母からの電話で「某くんの番組見たよ」と言われても、録画どころか放送予定すら把握していないという状態に成り下がりました。
こうして、「茶の間」ですらなくなった私はジャニーズから完全離脱しました。
5つ挙げましたが①~④はきっかけに過ぎず、やはり結婚が一番のターニングポイントであり⑤が主要因だと考えられます。
担当にはガチ恋していた訳ではないですし旦那に担降りしたと言うのには語弊がありますが、多くの対象に愛情を注いだり夢中になることができない不器用な性分なんだと思います。
一生応援し続けるだろうと思っていた某くんへの深く熱い想いがこんなにも冷えきってしまった自分に、当時はひどく動揺しました。
何だか悪いことをしてしまったような気分にさえなったことを、よく覚えています。(今もその感覚は少し残っているかも…)
これだけ冷めてしまえば、もうジャニヲタに戻ることはないだろうと、あるはずがないと、そう決め付けていました。
まさかこの約3年後に再び横アリに出向くなんて、この時は思いもしなかったのです。
再びはじめまして。
本日からマイペースにゆる~くジャニヲタブログを始めさせていただきます。
約13年前にジャニーズに足を踏み入れ、Jr.時代から10年弱某デビュー組の男の子を応援し、その後様々な理由があり1度は離脱したたものの、ひょんなきっかけからMr.KING平野紫耀くんに惹かれジャニヲタに出戻りました。
夏にかけてメディア露出や現場が増えてくる前に、紫耀くんに対する想いや好きになるまでの経緯などを整理した上で、今後の記録を残しておきたいと思い立ちました。
以前はてダを書いていたというのもありますが、はてなのジャニヲタの皆さんの文章は心引き付けられるものが数多く、やはり始めるならこのフィールドが良いと考えました。
出戻ってからはまだまだ歴が浅い新参者です。
生暖かい目で除いて頂けると幸いです。
はてなブログになってからの文化を把握できておりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。