ため息つきそうな時は吸い込んで

既婚出戻りゆるゆるジャニヲタのおぼえがき

君に触れたあとの翳り。

女性アイドルの現場で訪れそうな豊洲PITに、ジャニーズのイベントで初めて足を踏み入れることになるとは思ってもみませんでした。

 

2018年6月20日、朝から雨の降る梅雨の日でした。

スタンディングの会場であることから、安全を考慮してカバンにも入る折りたたみ傘を急遽購入しました。

紫耀くんのメンバーカラーである真紅に近いようで遠いような色合いのワンピースを着て、入念にメイクをして、ドキドキしながら豊洲に向かいました。

 

予定より遅れて整理番号の呼び出しが始まり、20番台だった私は人混みを掻き分けて列に並びました。

 

入場時に本人確認のため顔写真付きの身分証を提示したところ、スタッフの女性に止められ奥の方にいた責任者っぽい男性に再度確認を受けました。

顔写真と自分の顔が一致しないと判断されたようで、後ろに並んでいた何人もの方達に抜かされました。

 

確かに黒髪でメガネかけてる写真に対して当日は茶髪にコンタクトで一見分かりにくいですが、少クラの本人確認で同様のことがあってもこれまで一度も止められたことはありませんでした。

せっかくの良番なのに…と泣きそうになりながら本人であることを訴えかけ、男性の方に無事通してもらった時にはステージ前の6人の立ち位置付近は全て埋まっていて、ステージ端の上手側最前に何とか陣取り安堵しました。

斜め前には、ステージに掛けられた階段がありました。

 

ステージの真ん中にはシンデレラを彷彿とさせるガラスの靴が飾られていて、よりいっそう気持ちを高ぶらせてくれました。

 

6人はこれまで見たことのない王子様風の衣装で登場。

ファンクラブの会報にも写真に残してもらえましたが、この衣装とってもお気に入りです。

ちなみに、キントレのKINGペンライトを使い初めて紫耀くんに対して赤色を振った瞬間でした。 

今でこそ違和感なくなりましたが、青色を振らなくなることはちょっとだけ寂しく感じられました。

 

花晴れ撮影でお疲れ気味にも見えたけれど、間近で見る紫耀くんは可愛くてカッコ良くてキラキラまぶしくて最強でした。(語彙力皆無)

客席の反応見るために上手側に来てくれたりするとまぁ至近距離で、控えめな周りのティアラさんたちとは正反対に「紫耀くん!」と真っ先に声を掛けてみちゃうくらい興奮してました。

 

イベントの詳細な内容は沢山レポが挙がっていると思うので割愛しますが、トークとバラエティコーナーが終わった後に「シンデレラガール」ダンス無しver.を披露してくれました。

デビューから約一ヶ月、ようやく生でシンデレラガールを聴けることに高揚するのも束の間、しばらくしてステージに掛けられた階段からメンバーが次々に降りて客席を回ってくれるサプライズ。

会場は歓喜と混乱でごった返した状態でした。

 

幸運なことに最前だったおかげで、メンバーを至近距離で拝むだけでなくハイタッチ会よりも先にタッチさせてもらっちゃいました。

上手下手の階段の間、ステージ前にはメンバーが通ってくれなかったので、結果的に後から入場したのが吉と出ました。

 

みんなしっかり手出してくれるから、タッチしやすかったです。

岩橋くんと廉くんはとっても華奢で肌きれいで女性っぽい。

手タレ岸くんは華奢だけど男らしい。

神くんと海人くんはタイミング合わず。

 

そして、最後の最後に紫耀くんが回ってきてくれました。

花晴れで剣道やら弓道やらやっていた時期だったこともあってかやや肌荒れしてる感があるものの、がっしりとした包容力のある手でした。

 

うまく形容できないんですけど、紫耀くんは遠くで見ても近くで見てもアイドルであることを認識させられながらも人間らしさをしっかり感じさせてくれる、ジャニーズでは珍しいタイプのセンターだと個人的に思っています。

 

例えば、山田涼介くんは彼が中学生の頃に通路横に登場して至近距離で見たことがあるのですが、とんでもないスターオーラを放っていました。

照明以上のキラキラしたものを身に纏っているように見受けられ、同じ人間とは思えない感覚がありました。

紫耀くんは、もちろんアイドルとしてのキラキラオーラを感じつつも、ちゃんと人間として今同じ空間に存在してくれているんだな、という解釈が自然にできるんです。

タッチをした時、その解釈が更に顕著になった気がしました。

 

メインイベントであるハイタッチ会。

ジャニーズの接触イベは、セクゾのデビューイベント、優馬くんのデビューイベントで経験済みです。

どちらも声を掛ける隙もないほどの光の速さで終わってしまったことを、よく覚えています。

とにかく紫耀くんだけにでも一言声を掛けたいと思い、他のメンバーは笑顔かつ無言でタッチすることに。

紫耀くんの番になり、食い気味に「紫耀くん大好き!」と伝えました。

流れ作業で言っていたのだと思いますが、低いハスキーボイスで「ありがとう」と返してくれたのが嬉しかったです。

他の5人のことは全く覚えていないくらい今回も高速でしたが、紫耀くんの記憶がしっかりと刻まれたのでもう充分です。

参加させてもらえて、本当に有り難かったです。

 

このイベントの終盤では、1stコンサートツアーが発表されました。

横浜は行ける日程だと言うこと、他の会場は仕事やその他予定の都合上参加が難しいと言うことが確認でき、横アリ行く気満々の浮かれた気分で帰りました。

 

まさか、全滅して記念すべきツアーに参加できなくなるとは考えもしていませんでした。